- クリスマスツリーに本物のもみの木を飾りたい
- もみの木はどこで購入すればいい?いくらくらいする?
- 生木のメリットデメリットが知りたい
アメリカ駐在中のわさびとからしです!
我が家はアメリカで毎年「生のもみの木」を購入し、飾っています。
生木であることのメリット・デメリット、そもそもどこで手に入るのか、実際に買って驚いたドライブスルー式モミの木購入体験についてレポートします。
生のもみの木は日本でも手に入るよ!
アメリカと日本、どちらの情報も載せているので参考にしてみてください。
生のモミの木はどこで手に入る?
本物のもみの木がどこで手に入るのか、リサーチしました!
日本はIKEAで購入、専門業者(植木屋さんなど)さんなどで購入できるようです。
アメリカではCostcoや近所の園芸店(nursery store)、農場(farm)での購入が一般的。
日本の場合①IKEAで購入
毎年全国のIKEAショップで本物のモミの木が販売されているようです。
その価格なんと税込2999円!
(2023年の価格なので、今年は変わるかもです。また時期になったらレポートします)
IKEAなので、他の商品と同様、お店に陳列している商品(この場合はモミの木)を自分で選んでレジに持っていくスタイル。
お客さま本人がもみの木をレジまで運ばないといけないので「軍手」が必須のようです。
(モミの木は針葉樹なので素手で触るとチクチク痛いです…)
日本の場合②専門業者からネットで購入
日本でも本物のモミの木を扱っている業者さんがいくつかあるようです。
オンラインだと自分で運んだりしなくて良いので楽ちんですね!
こちらのモミの木は、鉢植えに植わっているのでお手入れがラクそうです。
アメリカの場合①Costco(コストコ)で購入
コストコでも販売していることが多いモミの木。
価格は70ドル程度のことが多いようです(年によって違う)。
毎年Thanks Giving明け頃(11月末)から店頭に並びだします。
難点は自分で車に積まないといけないこと。
運び慣れている人であれば、アメリカ全土どこでも安く手に入る選択肢の一つではないでしょうか。
アメリカの場合②近所の園芸店(Nursery Store)で購入
我が家はいつも園芸店でモミの木を購入しています!
アメリカではホリデーシーズンに本物のモミの木を購入するのは一般的なので、11月を過ぎるとどの園芸店でも生のモミの木を扱っていると思います。
園芸店の他、ガーデニング関係のお店や農場(Farm)などでモミの木を売っているのを見かけますよ。
我が家が購入したお店はこちら(オハイオ州で展開している植物屋さんです)
実際にモミの木をアメリカで購入した体験談
毎年アメリカの園芸店で生のもみの木を買う我が家。
アメリカの園芸店で本物のモミの木を購入する手順はちょっと特殊で面白いのでその手順を紹介したいと思います。
モミの木購入手順①お店で好きなもみの木を選ぶ
まずはお店で好みのモミの木を物色。
近所の園芸店ではこのようにもみの木がたくさんぶら下がっています。
大きさやもみの木の種類によって価格が違うので飾りたい場所を決めてからもみの木を選ぶのがオススメです。
大小さまざまなもみの木が吊るされている図はなんというか…シュール笑
初めて本物のモミの木を購入する方は、同じタイミングでツリースタンドの用意が必要です。
こんな形状で、ツリーを固定して、中に水が貯められるものがいいです。
(水やりが必要なので)
園芸店にたいがい売っていると思いますが、インターネット経由のが安い場合も。
ツリースタンドだけだとツリーの足元が味気ないので、スタンドカバーで覆ったりして、クリスマス気分を盛り上げます。
もみの木購入手順②レジでお会計
買いたい木が決まったら、お店の人に「この木を買いたい」と伝えます。
ぶら下がった木を下ろしてくれ、木と同じ番号をメモした紙を渡してくれます。
手渡されたメモを持ってレジで会計を済ませます。
ツリーは手元にない状態で会計を済ませるので最初はちょっと戸惑いました笑
もみの木購入手順③ドライブスルー方式で受取り
会計を済ませたら、車に乗って、専用のレーンに車で並びます。
ツリー待ちをしている車に順々にツリーが括り付けられていくのを見守るのはなんだかアトラクション待ちをしているワクワク感がありました笑
座席の両方の窓を開けるように言われ、開いた窓に紐を通して車の上にモミの木を括りつけてもらいます。
そしてそのまま帰宅というなんともアメリカンなスタイル笑
アメリカ生活のいい記念になると、モミの木がくくられた車の前で記念撮影しました!
生のクリスマスツリーのメリット・デメリットは?
生のもみの木を購入する面白さにはまり毎年購入している我が家ですが、メリット・デメリット両方あると感じています。
本物のツリーのメリット・デメリットは以下の通り。
- 本物の木の特別感が味わえること
- オフシーズンにしまっておく必要がないこと
- 水やりなどの手間
- 虫が沸くリスクがある
メリット①本物のツリーの特別感
本物の木であるが故の香りや手触り・見た目です。
フェイクのツリーでは味わえない、香り、手触り、見た目。
特に近づいた時に、違いが分かるので、至近距離でツリーの眺めたり、触ったりすることの多いお子さんがいる家庭には特にオススメ。
子どもたちに、本物のもみの木を飾るという経験をさせてあげられることは、大きなメリットだと思っています。
メリット②しまう場所がいらない
本物のもみの木は、当然ですが枯れます。
園芸やさんには大体3週間くらいで葉が落ちてきて枯れ始める、と言われました。
我が家では11月末頃購入して、なんだかんだ1月半ばまで飾っています。
だんだんと葉が落ちてきて、茶色く変色したら、終わり時です。
アメリカの場合は、住むdistrictによって決まっている、資源ごみ回収の日に、枯れたクリスマスツリーを置いておくだけでOK。
時間になったらゴミ回収業者が回収してくれます。
シーズンが終わったら、枯れたもみの木はごみとして処分するので、ツリーをしまったり、しまう場所を確保したり、といった手間やスペースの確保が必要ないのがメリットです。
デメリット①水やりなどの手間
生のモミの木のデメリットの一つは、生木であるが故の手間が発生すること。
生きている木なので、水が必要です。
ツリー専用の水受け(ツリースタンド)があれば、環境や木の大きさにもよりますが、大体2-3日に一度は水を足してあげる必要があります。
生け花と同じ感じで手をかけてあげるのがまた風情ありますね!
デメリット②虫が沸くリスクがある
我が家はまだあたったことはないのですが…
生木なので当然、虫がついているリスクも。
アブラムシやクモ、テントウムシなどが付いていることが多いようです。
虫被害を最小限にするには以下の3ステップが有効なようです。
- 屋外に置いて天日干しする
- 水で洗う(屋外で庭用ホースで木全体を洗い流すと楽ちんです)
- 専用の虫よけスプレーをかける
そのほか、古い木や樹液が出ている木も虫が沸いているリスクが高いんだとか…
我が家はいつも外に吊るされているフレッシュな生木を買ってきているので幸い水で洗ったりしなくても虫被害にあったことはないのですが、気になる方はきちんと対策をされた方がいいかもしれません。
生のクリスマスツリーはどれくらい持つの?
我が家がいつも購入している園芸店の店員さん曰く、生のもみの木は「大体3週間程度もつ」とのことでした。
ただ、これは根っこが切ってあるもみの木の場合。
鉢植えに植わっているタイプの木はもっと長いこと持つはずです。
また、根っこが切ってあるタイプの木でも、大きさや水やりの回数、部屋の気温によって持ちはけっこう変わります。
こまめに水やりをして、水を切らさないようにすると、我が家はいつも2か月近く楽しめています。
(針葉樹なので枯れてきてもそこまで気になりません)
もみの木のお手入れは?
お手入れは数日に1回水やりをするだけ。
クリスマスツリー用にアメリカで出回っている生のもみの木は、根っこがないので、お手入れは基本的に切り花と一緒と捉えていいようです。
数週間もすると上の方から少しずつ枯れてきます。
パラパラと茶色くなった葉が落ちてくるので、後半はもみの木回りの床が少し汚れるかも。
(針葉樹なので、そんなに落葉しない、且つ針状の葉なので、そんなに目立たず気になりませんけどね)
枯れたもみの木の処分方法
枯れたもみの木の処分方法について、アメリカの場合と、日本の場合それぞれリサーチしてみました!
本物のもみの木を飾る文化が根付いているアメリカの方が、簡単にもみの木の処分ができるようです。
【アメリカの場合】枯れたもみの木の処分方法
アメリカの場合は、お住まいの地区にもよりますが、大体以下のパターンになります。
- 指定の資源ごみの日に回収してくれる
- 一般ごみとして回収してくれる
- ツリーをピックアップしてくれる特別な日が設定されている
回収費用は無料だったり、有料だったり、市によって異なるようです。
この他、最寄りの高校やBoy(Girl) Scoutなどの団体が有料(5-10ドル程度)で、ツリーの回収作業を実施していることもあるようです。
【日本の場合】枯れたもみの木の処分方法
IKEAではもみの木の回収もおこなっている模様。
大体年初の1月上旬に回収期間が設けられるようです。
IKEAで本物のもみの木を購入したら手に入る「ツリー購入証明書」にて回収できるよう。回収してもらうと、クーポン券と交換できる特典もあるようですよ。
あとがき
クリスマスは日本でもアメリカでも冬の一大イベント。
気分を盛り上げるクリスマスツリー、フェイクグリーンも扱いやすいですが、せっかくなら一度は本物のもみの木を体験してみると、家族の良い思い出になるかもしれません。
この記事がどなたかのお役に立てることを祈って。Happy Holidays!
コメント