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アメリカ赴任直後の保活(デイケア探し)体験談と選び方

アメリカ赴任直後の保活(デイケア探し)体験談と選び方 アメリカ生活

こんにちは、アメリカ駐在帯同中のからしです。

今日は渡米してきた直後、どうして、どうやって保活を開始し、どうなったのかについてまとめたいと思います。

からし
からし

デイケアの探し方英語での応対登園後の様子など、赤裸々に綴りましたので、どなたかの参考になればうれしいです!

こんな人におすすめ
  • アメリカで乳幼児(0~3歳)の預け先を検討している
  • アメリカに来たばっかりで何から手をつけていいか分からない
  1. なぜすぐに保活を開始したのか~渡米した当時、とにかくメンタルがやばかったから
    1. 原因①:アイデンティティ・ロス(フルタイム勤務からの急転換)
    2. 原因②:家が整ってない
    3. 原因③:子どもも不安定and妊婦で身体が重い
  2. アメリカでの乳幼児の預け先の種類
    1. ①プリスクール
    2. ②デイケア
    3. ③家庭保育型の教室
    4. ④託児所付きのジムや教室
    5. 私の判断~まずは週2でデイケア~
  3. 何を軸にデイケアを探したのか(今考えると違ったと思う軸…)
    1. 視点①:アクセス
    2. 視点②:コスト
    3. 視点③:先生の雰囲気
  4. どうやってデイケアを探したのか
    1. グーグルマップ
      1. <参考>オススメのデイケア検索エンジン(Google Map以外)
    2. Facebook
    3. 日本人コミュニティ
  5. まずは電話でデイケアに問い合わせ
    1. デイケアへ電話するときの流れ
  6. 保活(デイケア探し)の際、電話・対面で確認しとくべき事項
    1. 保育料以外に係る費用|Are there any fees other than tuition?
    2. 保育料は週払いか月か |Is the tuition weekly or monthly?
    3. 保育料の支払い方法・時期|When and how do I need to pay tuition?
    4. ランチやお菓子の用意はあるか |Are lunch and snacks prepared?
    5. 休暇がどれくらいか(夏休みやそれ以外の休暇を設けていることも)|Any closed days or holidays of the school?
    6. 何を持っていくのか(オムツやおしりふき、長靴を持っていくことも)|What to bring?
      1. 我が家の3歳のデイケアへの持ち物
      2. 我が家の0歳のデイケアへの持ち物
    7. 先生と生徒の比率 |What is the ratio of a teacher and children?
    8. 長期休みのときに保育料はどうなるか |What would happen to the tuition if a child will be absent for a long time?
    9. デイケアの一日の流れ
    10. 日々の記録(食事の時間・量やオムツの交換時間、遊んでいる様子の写真など)はアプリで確認できる?
    11. 日本人が登園している(していた)ことはあるか
    12. 対応してくれた方の名前
  7. デイケアに電話した結果、当日見学に!
  8. デイケアの入園時の手続き
    1. まず登録料を支払う
    2. 持ち物の用意
    3. 入園書類の準備・当日持参
  9. デイケア初登園~慣れるまで
    1. 慣らし保育はありませぬ
    2. 1週間もすると泣かずに登園できるように、でも日による
  10. おわりに
  11. アメリカでの保活が気になっている貴方にオススメの記事

なぜすぐに保活を開始したのか~渡米した当時、とにかくメンタルがやばかったから

渡米して2週間でなぜ保活を開始したのか、シンプルに私が限界だったからです…

実は私、学生時代に海外に住んだ経験があり、渡米前まで、海外での新生活立ち上げにそこまでハードルは感じていませんでした。

でも今回は、学生時代とは事情がいくつも違い、渡米後すぐ精神的にけっこうまいってしまいました

心が辛くてふて寝をする女性を撮影した写真

原因①:アイデンティティ・ロス(フルタイム勤務からの急転換)

精神的にきてしまった大きな理由がこのアイデンティティ・ロスだと思います。

学生時代の海外生活は、学業を頑張るという自分の明確な目標もあり、行く場所もありました。

でも今回は夫の海外赴任帯同…もちろん家族を運営するという大きなミッションはあるのですが、属する組織もなく、誰とも会話することなく家に子どもと二人きり、という環境にすっかりまいってしまいました…

Who are youと並べられたパズルを撮影した写真

原因②:家が整ってない

我が家は家族の渡米とほぼ同時で荷物を送ったので、アメリカの広い家にはほぼ家具がない状態でした。

テレビもなければ、ソファーもない…子どもは限られたおもちゃと遊びのバリエーションにすぐ飽きる…

ペーパードライバーでの渡米だったので逃げ場もない、そんな環境での育児にすぐに限界を感じました。

何もない部屋でDVDを見て過ごす幼児を撮影した写真
渡米直後の何もない部屋でDVDを見て過ごす娘。毎日何をして過ごせばいいか分からずしんどかったです…

原因③:子どもも不安定and妊婦で身体が重い

そんな感じで何もない家に閉じ込められた挙句、時差ボケやはじめてのフライトでの疲れもあり、当時2歳の娘も不安定な日が続きました。

私は当時妊娠5か月であり、つわりはおさまってきていたものの体力がなく、そんな娘のイヤイヤにどんどん疲弊していきました。

おなかの大きい妊婦の腹部を横から撮影した写真

というわけで、このままじゃ私が元気になれない、私が元気でなければ娘も笑顔にできない!と危機感を感じ、娘と離れ一人で息継ぎをする時間の確保が必要だと感じるようになりました

アメリカでの乳幼児の預け先の種類

とはいえ、日本とだいぶ保育事情が違うアメリカ。

アメリカでの乳幼児(0歳~3歳)の預け先にはどんな選択肢があるのか、調べることから始まりました。

アメリカの乳幼児の預け先は、大きく分けて、プリスクール、デイケア、自宅経営系の教室、託児つきのジムや習い事などがあります。

ポストイットをたくさん持って、選択肢について悩む女性の手を撮影した写真

それぞれ詳しく説明します。

①プリスクール

日本でいう幼稚園のような運営です。

近所では、9:30-12:30などのスケジュールが多く、お弁当持参。

2歳児は義務教育ではないので通園バスは基本なく、親の送迎が必要

り迎えの時間帯も指定されている。そして園によっては、満3歳になってアメリカの新学期である9月を迎えていること、オムツがはずれていること、など入園条件は厳しめ

プリスクールの室内を撮影した写真

②デイケア

日本でいう保育園のような立ち位置ですが、親の就労状況は特に問われません

その代わり日本のように行政が費用負担をしてくれることもないので、プリスクールと比べ費用はお高め

8:00-18:00など預かり時間は長い家庭のタイミングで登園・降園が可能。

デイケアで粘土を使って遊ぶ幼児たちを撮影した写真

③家庭保育型の教室

資格を持った先生が自宅で運営している。現地の先生や日系の先生など様々。

我が家の近くでは、午前中だけ、午後だけなど3時間程度の教室が多い

口コミで募集が広がるのでネット経由では見つからないこと多し。

④託児所付きのジムや教室

親がジムや教室に通っている間、託児可能な託児所つきの施設を利用するのも手の一つ。

親が施設内にいないといけないこと、2-3時間という預けられる時間の制限があるのが難点。

ジムの筋トレマシンが置いてある室内を撮影した写真

他にもベビーシッターを雇うなど色々選択肢はありますが、当時の私の選択肢はこんなところでした。

私の判断~まずは週2でデイケア~

日本でも保育園に通っていた娘。

私もその生活リズムに慣れていたこともあり、プリスクールなどの短時間預かりよりも通う日数は少なくてもいいからデイケアに行ってもらおう!と割と早く気持ちがきまりました。

デイケアの庭園で砂遊びをする幼児を撮影した写真
デイケアで砂場遊びをする娘。1日2回外遊びの時間がありました。

ただ、駐在員の周りのご家族はプリスクールに通わせている世帯が多く、デイケアの情報があまりなかったのもあり、デイケア探しは迷走することに…。

何を軸にデイケアを探したのか(今考えると違ったと思う軸…)

ではどういった軸でデイケアを探したのか…

当時の私は、自宅からのアクセス、費用、先生の雰囲気を重視していました。

結果、当時いいと思ったデイケアに巡り合えたものの、すぐにやめてしまいました…

視点①:アクセス

デイケア探し、まず気にしたのは場所でした。

当時ペーパードライバーかつ妊婦だったので、おなかが大きくなって徒歩移動になっても通わせられるくらいご近所の園がいいなあと思いGoogle Mapで近所のデイケアを検索し、かたっぱしから電話する作戦を取りました。

でもこれ、今考えるととんちんかんだったなと思います笑

もちろん家から近い方がなにかと便利ですが、大都市を除いて車社会のアメリカ。

よほど都会でないと徒歩圏内の園なんてそうそうありません

逆に車で移動することを考慮すると、日本より渋滞も少なく、道路事情がいいので、エリアにこだわるよりももっと他の軸でデイケア探しするべきだったなと思います。

視点②:コスト

家に近いデイケアをかたっぱしからあたってみて、まず聞いたのは保育料です。

というのも、アメリカの保育料は日本と比べるとほんとーうに高い!州やエリアによって大きく違いはありますが、私の住んでいるエリアだと週2だと、かなりお手頃な園に絞って探しても

  • 週2:月額$500~$700
  • 週3:月額$800~$1100
  • 週5:月額$1300~$1500

と、かなりお財布に厳しめ。

資本主義が徹底しているアメリカ、もちろん教育や設備・人員に力を入れている園はもっと高額になります。

日本は行政が負担してくれる割合が相当高かったんだなあ…としみじみ感じました。

一方で、アメリカにやってきて地獄のワンオペ育児が続くなか、子どもをみるということがいかに重労働か身に染みて分かっていた時期だったので、育児を肩代わりしてもらう時間、どこまでのコストなら許容できるかという視点で考えることにしました。

将来的に習い事や他の預け先とも組み合わせること、近い将来下の子がうまれいずれその子の託児料もかかることなどを考慮し、とりあえず週2という結論にいたりました。

それでもやはり安いに越したことはないので(笑)、リーズナブルな園は積極的に見学するようにしました。

視点③:先生の雰囲気

園見学する上で見ていたのは、先生の雰囲気です。

私に対してはもちろん、連れていった娘に対してもフレンドリーに接してくれるか、娘の反応はどうかをよく観察しました。

特に、娘はかなり人見知りする性格なので、反応が薄い子どもに対しても粘り強く遊ぼうとしてくれるかを見ていました。

こんな感じで、比較的家の近くで、リーズナブル、先生方の雰囲気のいい園を見ていたのですが、今振り返ってみるとポイントがずれていたと思います(そして案の定事件が…)

後日談について気になる方はこちらをどうぞ↓

どうやってデイケアを探したのか

アメリカに来たばっかりの状態で、どうやってデイケアを探したのかについて説明します。

当時の私がやったことは、以下のとおりです。

  • グーグルマップでデイケアを検索
  • SNSの書き込みをチェック
  • 在米日本人の口コミをチェック

それぞれ詳しく説明しますね。

グーグルマップ

先述した通り、まずは近場から、と思ったので、Google Mapでデイケアを検索、近くて口コミが良さそうなところにかたっぱしから電話してみました。

でも残念ながら、値段が高すぎたり、そもそも空いていなかったりでなかなかこれだ!と思う園に出会えず…

<参考>オススメのデイケア検索エンジン(Google Map以外)

当時は存在を知りませんでしたが、こんな便利な検索エンジンも存在します!

どちらも住んでいる地域のZip code(郵便番号)を入力すると最寄りのデイケア一覧が検索できます。

Winnieはデイケアやプリスクールを専門に検索可能。子どもの年齢今空きがあるかなど検索を絞れるので使いやすいです。

Yelpはレストランやお店などの検索エンジンですが、デイケアも検索すると出てきます。

利用者が多いので口コミが見つかりやすいのが利点。

Facebook

次に取り組んだのは、FacebookなどのSNSでの地域コミュニティでの情報収集です。

Facebookには、”〇〇(地域名)Parents In the Know”(〇〇地域の保護者の集まり)といったグループがあることが多いので、そこで情報収集しましたが、結論から言うとこれもあまりヒットしませんでした…

よく名前のあがるデイケアは人気園のため、全然空いてないんですよね…

日本人コミュニティ

最後に取り組んだのは、SNS上の日本人コミュニティへの聞き込みでした。

場所にもよると思いますが、facebookやインターネットサイト、LINEグループなどで、日本人コミュニティが形成されている場合があります。

そのようなコミュニティ内でデイケアを探している旨問い合わせることで、結果直接の知り合いにはいなかったデイケア利用している(していた)日本人の方の声をいくつか聞け、オススメされた園にアプローチすることで無事預け先が決まりました。

まずは電話でデイケアに問い合わせ

日本人コミュニティでおすすめのデイケアを紹介してもらい、そのうち一つが家からも近そう!ということでさっそく電話してみました!

ちなみに、デイケアあるあるなのですが、保育料がホームページには記載されていないことが多いので、情報収集のため、まずはデイケアに電話してみる必要があります。

とはいえ、慣れない英語での電話、聞きたいことが迷子にならないように、事前に聞きたいことをある程度まとめてから電話するようにしていました。

電話を撮影した写真

デイケアへ電話するときの流れ

電話で確認する内容としては、

  • 1歳9か月の娘がいて預け先を探している

Hi! I am looking for childcare for my daughter. She is 1 year and 9 months old. Can I ask some questions?

  • 空きがあるか、いつ頃空くか

   Is there any room in your toddler class? If not, when will it be available?

  • パートタイムでの預けが可能か(週2、週3など)

  Can my daughter go part-time(twice/three times a week)?

  • 保育料はいくらか

 How much is the tuition for part-time?

  • 見学は可能か

 Can I schedule a tour?

といった流れがスムーズに聞きたいことを確認できるのでオススメです!

もし空きがしばらくなさそうであれば、”OK, anyway thank you for the information

保育料が高そうで見学するまでもない場合は “Umm, it is above our budget, thank you anyway”と言って切り上げるのがスムーズかと思います。

とはいえ人とのコミュニケーションなのでなかなか自分の頭の中で思い描いていたとおりにはいかないもの…あまり考えすぎず、とりあえず電話してみましょう!

向こうも客商売ですし、きっと優しく対応してくれるはず。

保活(デイケア探し)の際、電話・対面で確認しとくべき事項

実際にいくつか電話問い合わせ・園を見学してみて感じた、デイケアに通う上で知っておきたいことについて記載します。

あらかじめ聞きたいことを整理しておくと、現場で円滑にやり取りができるようになるかも。

よくある質問内容は以下の通りです。

チェックリストを撮影した写真

保育料以外に係る費用|Are there any fees other than tuition?

保育料以外に、Registration fee(登録料)やSupply fee(文房具代)、Deposit(保証金)などがかかることが多いです。

Waiting List(入園待ちリスト)に入れてもらうにも別途お金がかかったりもします。

どういった費用がかかるのか、事前にしっかり確認しておきましょう。

かかる費用の一覧を表にまとめて紙で提示してくれる園がほとんどです。

(費用については、ネットには載せていないことが多いので、園見学や電話で確認が必要)

からし
からし

保証金は正確に言えば返ってくる(もしくは後の保育料で相殺される)お金であることが多いですが、念のため確認を!”Will the deposit be back later? “で伝わるはず。

保育料は週払いか月か |Is the tuition weekly or monthly?

保育料を週いくらと設定している園も多いので、保育料が週単位か月単位か確認することにしましょう。

週払いを設定している園も多いです。

支払回数が多いほど手間もかかるので要注意。

からし
からし

最初に通った園は週払いで毎週末支払い手続きしていました。毎週だとうっかり忘れそうになることもあって地味にストレスかも?

保育料の支払い方法・時期|When and how do I need to pay tuition?

保育料は毎月発生するので、クレジットカード払いできたらポイントもたまっていいですよね。

園によっては小切手や銀行振込を指定しているところもあるので確認しておきましょう。

個人経営の園では毎回小切手を手渡しで支払い、ということもあって地味に面倒です。

ランチやお菓子の用意はあるか |Are lunch and snacks prepared?

日本でもずっと保育園に通わせていた我が家では、お弁当を用意するのか、園で用意してくれるのかは結構重要なポイントでした。

デイケアは、共働き家庭の利用が多いのでランチだけでなく朝ごはん、おやつも用意してくれる園が多いです。

現在通っているデイケアのお昼の一例はこんな感じ。

デイケア献立例①
  • ミートボールとごはん
  • トウモロコシ
  • りんごスライス
  • 牛乳
デイケア献立例①
  • チーズケサディーヤ
  • 生(!)のブロッコリー
  • マスクメロン
  • 牛乳
ケサディーヤを撮影した写真
デイケアの献立でよくあがる、ケサディーヤ

↑ちなみにケサディーヤはこんな感じの食べ物。おいしそ!

からし
からし

メインと野菜(アメリカでは野菜を生で食べること多し)、果物、牛乳が定番のパターンのようです

紙皿とプラスチックのスプーンフォークで提供されます。食べ終わったら食べ残しと共にゴミ箱へぽいしてるみたいです。SDGsとは…まあ衛生的なのはいいですよね!笑

アメリカのデイケアの献立、日本の保育園の献立に比べるとうーんと思うこともありますが、わが子は美味しく食べているようなのでよしとしています!

休暇がどれくらいか(夏休みやそれ以外の休暇を設けていることも)|Any closed days or holidays of the school?

アメリカの夏休みって、とっても長いんですよね。

プレスクールや学校だと、5月から8月半ばまで3か月くらい夏休みがあります。

デイケアはそんなに長いお休みは設けていないことがほとんどですが、数日間のお休みや、園によってはProfessional Development Day(先生の研修日)として園が休みになる日があったりもします。

事前に年間スケジュールを確認しておくのがいいです。

からし
からし

特にパートタイムで通う場合はどの曜日の休みが多いかチェックしておくといいかも。うちの園は月曜や金曜が休みになることが多かったので火曜と木曜に通わせています。

何を持っていくのか(オムツやおしりふき、長靴を持っていくことも)|What to bring?

持ち物も園によって特色があるので確認しましょう。

オムツやおしりふきは持参をお願いされることが多いです。

(オムツの名前書きは、日本ほど厳しくなく、オムツのパッケージに大きく名前を書けばOKということが多いです)

通っていた園ではお外遊び用の長靴の用意が必要でした。

参考までに我が家の持ち物リストはこんな感じ。

我が家の3歳のデイケアへの持ち物

  • 水筒(名前記載)
  • オムツ(パッケージごと持っていって、数か月に一度なくなるタイミングで補充)
  • お昼寝用のブランケット(週末持って帰って洗うルールだがなんだかんだ忘れる…)
  • イベントによって、コスチューム・自転車・水着など(コスプレをする日、自転車を練習する日、水遊びをする日、などイベント企画がもりだくさん!)
  • 着替えの服と靴(基本置きっぱなし)

水遊びをしたりもするので、着替えはデイケアに置いてあります。

が、日本の保育園のようにこまめに着替えさせることはしないです。

水遊びでびしょびしょになったり、トイレに失敗してしまったときに着替えてくるイメージです。

我が家の0歳のデイケアへの持ち物

  • オムツ(パッケージごと持っていって、数か月に一度なくなるタイミングで補充)
  • オムツかぶれクリーム(結構かぶれてしまうことが多いのでかぶれたらこまめに塗ってほしいと依頼)
  • おしゃぶり(マストではないが我が家はお昼寝導入用に)
  • 着替えの服(基本置きっぱなし)
  • 1日に利用する本数分の哺乳瓶とミルク(朝ミルクを作って哺乳瓶に入れた状態でクラスの冷蔵庫へ。哺乳瓶に日付・名前・オンス量を記載したシールを貼る。時間になると先生が温めなおして飲ませてくれる)

乳児になると哺乳瓶とミルクの準備が少し大変です。

先生と生徒の比率 |What is the ratio of a teacher and children?

州など行政のルールに従っているか念のため確認します。

行政ルール以上のゆとりある比率にしている園もあるので確認してみるといいかも。

ゆとりのある比率にしている園は保育料が高めの傾向があります。

プリスクールの授業光景を撮影した写真

長期休みのときに保育料はどうなるか |What would happen to the tuition if a child will be absent for a long time?

駐在員にとってかならずあるといってもいい一時帰国。

数週間から数か月アメリカを離れることもあるので、そのような場合、保育料の扱いはどうなるのか事前に確認しておきましょう。

たいていの場合は、自己都合による休み、病気などによるやむをえない休みのいずれとも保育料はかかるルールであることが多いです。

が、園によっては、お休みを事前申告していれば、多少減額があったり、他の日程に(その日程の定員が空いていれば)振替が可能、という場合がありました。

からし
からし

確認した園では、登園しているか問わず保育料は通常どおり発生というところと、多少減額がある場合がありました。

デイケアの一日の流れ

園でのスケジュールを確認しておくと安心です。

これは実際に見学しているときに施設を見させてもらいつつ説明してもらうのがいいと思います。

外遊びをどれくらいするのか、どこでするのか、天気が悪いときの遊び場はあるか、なども要チェックです。

公園の遊具を撮影した写真

日々の記録(食事の時間・量やオムツの交換時間、遊んでいる様子の写真など)はアプリで確認できる?

デイケアはアプリを導入していることが多いです。

日本でもCODOMONなど、アプリで登降園の管理をしたり、育児日記のやりとりをする園は増えてきていますが、アメリカの方がアプリ利用の浸透率が高いと思います。

アプリ上で保育料の支払をしたり、ごはんをどれだけ食べたか、オムツの交換頻度や、園での様子が分かる写真を確認できたりします。

なお、日本の保育園のような、毎日の自宅での様子を親が記入したり、逆に先生が園での様子を細かくメモするということはありません。

しかし私の娘がお世話になっている園では、先生がこまめに写真を撮ってアプリでオンタイムで共有してくれるため、視覚で状況を知れ、ありがたいです。

デイケア(保育園)のスケジュール共有アプリの画面を撮影した写真
Procareで確認した娘のある一日の様子。ごはん、オムツ、昼寝のタイミングが分かって便利。

日本人が登園している(していた)ことはあるか

日本人が過去通っていたり、他のクラスにいる場合は、なんとなく心強いです。

先生たちが外国人(日本人)の扱いに慣れている可能性があるということ、また、もし現状通っている日本人の方がいれば、園を通じて紹介してもらい、より詳しく園の状況について教えてもらえるかもしれません。

ただ、デメリットとして、特に言葉の発達が進む3歳以降だと、日本人の子ばかりで固まってしまうという現象もよく聞くので、園に通っている日本人がいる(多い)場合は、どのような状況なのか詳しくヒアリングしてみるのがいいと思います。

スタンプ遊びをしている幼児を撮影した写真

対応してくれた方の名前

最後に対応してくれた名前を再度確認しておきましょう。

他の先生に〇〇さんから確認したんですけど…と話が出来ますし、なにより名前を呼ぶ文化のあるアメリカ、次会った時に”Hi Ms. 〇〇、How are you today?”とか呼び合って挨拶するが定番。

名前を覚えておいて損はありません

デイケアに電話した結果、当日見学に!

では実際電話してみてどうだったのか…私のあたふたした英語も辛抱強く聞いてくれてとても親切な対応をしてくれました。

ぜひ見学したい旨伝えるとyes anytime!とのこと。とにかく早く園を決定したかったので、

ダメ元で今日行ってみていいか聞いてみると快諾!指定された時間に見学に行きました。

実際に会ってみても、とても気さくな先生で、こちらの理解度に合わせて丁寧に説明してくれ、園の様子も細かく紹介してくれました。

連れて行った娘にも気さくに何度も話しかけてくれ、こんな先生のもとだったら安心そうだなあと入園決定!

その夜家族会議の上、後日園に入園したい旨電話を入れました。

携帯電話で電話をかけている男性を撮影した写真

デイケアの入園時の手続き

デイケアの見学をして翌日には入園したい旨電話を入れました。

さいわいwaitingもかかっておらずすぐに入園できるとのことだったのですぐに入園手続きに入りました。

ちなみに、もしwaitingがある場合は、waiting listに入れてもらう必要があり、たいていの場合、リストに入れてもらうための費用が別途かかります。

デイケアの入園手続きについて、園によって異なる点もあるかもしれませんが、私が経験した実際の流れについて説明します。

まず登録料を支払う

waitingがかかっていないとはいえ早いもの順なので、見えないライバルがいる可能性も…まずはResistration Fee、Depositの支払を行い、席を確保しました。

支払方法は園にもよりますが我が家は直接現金を持っていき、園で支払ついでに持ち物や登園日の確認、入園資料や書類の受取をしました。

これで席は確保できたので一安心です!

持ち物の用意

つづいて持ち物の準備です。上に記載した通りのものを買いそろえ、ものによっては名前を記入したりしました。

とはいえ、名前書きのルールも日本の園ほど厳しくないので、誰のか分かればOKというスタイル。

園で脱ぎ履きする長ぐつやオムツのパッケージ、水筒には名前書きしましたが、替えの洋服などは名前書きしなくても特に何も言われませんでした。

入園書類の準備・当日持参

入園書類を家で記入します。

大まかな内容として以下の通りです。

  • 家庭の基本情報(家族構成や住所・電話番号)
  • 迎えに行く人や緊急連絡先の記入
  • 子どもの成長度合(トイトレは出来ているか、発語の状況、性格、気になっている点など)
  • 子どもの注意事項(食べ物アレルギーの有無や、宗教上の禁止事項の有無、病歴など)
  • 同意書関連(緊急時に子どもを代理で病院に連れて行っていいか、子どもの写真を園のSNSに使用していいか、など)
  • 担当医の診断書(所定の用紙に担当医に記載を依頼)

<注意>

家族以外の緊急連絡先の記載を求められると思います。

上司・同僚や友人に記載していいか確認をとっておきましょう

からし
からし

我が家は夫のアメリカ人上司に許可を得て記載しました

どう書いていいか分からなかったところは付箋をつけ初登園の際に持参、その場で説明をしてもらい記入しながらどうにか完成し提出しました。

担当医の診断書に関しては、初登園から30日以内に提出してねとのことだったので、娘の担当の小児科医に用紙を持参し、書いてもらったものを後日提出しました。

デイケア初登園~慣れるまで

渡米してすぐデイケアを探しはじめ、運よく1か月程度でデイケアへの入園が決まりました。

日本の保育園とは違い、席があって、提出書類が一定揃っていれば、すぐにでも登園していいよ、とのこと。

一日でも早く通ってほしかったので、すぐに登園日がやってきました。

慣らし保育はありませぬ

初登園は娘は緊張気味でした。

私から離れるときは、やはり大泣きしてしていました。

日本の保育園で慣れているとはいえ、日本人はおろかアジア人もいないクラスだったのでさぞかし不安だったと思います。

日本の保育園だと慣らし保育として最初は数時間の預かりからスタートする場合がありますが、アメリカのデイケアは慣らし保育というものはありません

(もし気になるようなら、親が自主的に早く迎えに行けばいいというスタイル)

デイケアの様子を確認できるアプリで様子をチェックしつつ、当日は早めにお迎えに行きました。

1週間もすると泣かずに登園できるように、でも日による

やはり初日は泣きましたが、数日で慣れ、泣かないで登園できる日もでてきました。

でもやっぱり体調や気分によって泣いてしまったり、なかなか私と離れられず先生に引き取ってもらい、泣き叫ぶ娘の声に後ろ髪ひかれながら園を出ることも…

アプリで先生がまめに園での様子をアップしてくれたので、もう泣いてないのを確認できてとても安心できました。

体調や気分によって、朝は泣いてしまうこともありましたが、お迎えのころには夢中で遊んでいる姿も見ることができるように。

そのうち園での生活が楽しくなったようで、泣かずに登園できるようになってきました。

おわりに

現在3歳と0歳を絶賛育児中です。

今でこそ、アメリカでの育児、楽しいことがいっぱいあって毎日大騒ぎしつつも楽しくやっていますが、流れができるまでは本当に大変でした…

渡米してすぐ、慣れない土地で預け先を探したり、英語で問い合わせたりするのは本当に大変だと思います。

この記事がアメリカで育児に追われる同志の方のお役に立つことを願っています。

ではまたっ

アメリカでの保活が気になっている貴方にオススメの記事

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