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【アメリカ滞在体験記】賃貸物件の備え付け家電8選と要注意ポイントを解説

【渡米前に確認】アメリカ賃貸のデフォルト家電8選 準備・手続き

こんにちはっ

アメリカ駐在員のわさびと、その妻からしです。

私たちは、アメリカオハイオ州で、一軒家を借りて暮らしています。

アメリカの一軒家には通常どんな家具が備え付けられているか・それぞれの要注意ポイントについて説明していきます!

  1. アメリカ駐在員はどんなおうちに住んでいる?アメリカ中西部一軒家の我が家の場合
  2. アメリカの家に備え付けの家電製品8選
    1. アメリカのデフォルト家電①コンロ(IH、ガス、電熱器)
      1. 備え付けコンロの要注意ポイント①日本と同じように調理できない
      2. 備え付けコンロの要注意ポイント②うっかり火をつけっぱなしにしたときのアラームがない
    2. アメリカのデフォルト家電②オーブン
      1. 備え付けオーブンの要注意ポイント | 使用中に火傷しないよう注意が必要
    3. アメリカのデフォルト家電③冷凍庫つき冷蔵庫
      1. 備え付け冷蔵庫&冷凍庫の要注意ポイント | 氷製造機の構造に注意
    4. アメリカのデフォルト家電④電子レンジ
      1. 備え付け電子レンジの要注意ポイント | 電子レンジの真下が料理用コンロ!そして上部に換気扇!
    5. アメリカのデフォルト家電⑤食器洗い機
      1. 備え付け食器洗い機の要注意ポイント | 高温になるので食器によっては溶けます
    6. アメリカのデフォルト家電⑥ディスポーザー
      1. 備え付けディスポーザーの要注意ポイント | 詰まりやすいので注意!
    7. アメリカのデフォルト家電⑦洗濯機&乾燥機
      1. 備え付け洗濯機&乾燥機の要注意ポイント | 賃貸契約をしっかりチェックすることが必要
    8. アメリカのデフォルト家電⑧エアコン(セントラルヒーティング)
      1. セントラルヒーティングの要注意ポイント | 突然の故障に注意(特に真冬)
  3. あとがき
  4. アメリカの賃貸物件が気になっている方にオススメの記事

アメリカ駐在員はどんなおうちに住んでいる?アメリカ中西部一軒家の我が家の場合

我が家は2022年からアメリカ中西部のオハイオ州に駐在しています。

オハイオ州は、人口・物価・家の平均価格などがアメリカ全州の平均に近いと言われているので、そんなオハイオで平均的なおうちな住んでいる我が家は、わりとアメリカのスタンダードな生活をしているのではないでしょうか。(注:西海岸・東海岸は別世界だと思います!)

住んでいる家は、一般的な造りの2階建て一軒家(地下あり)。

二階には4つのベッドルームがあり、地下室には空調のボイラー・洗濯機や乾燥機があります。

築40年近く経過しており、戸棚の建付けが悪かったり、天井に染みがあったりと気になるところは多々ありますが、良くも悪くもアメリカを感じられる生活が送れる、素敵なおうちです。

余談ですが、アメリカでおうちを探すときはZillowがオススメ。

日本でいう、スーモなどの不動産情報検索サイトです。

希望金額のレンジや地域・部屋数などを指定すると画像つきで細かく情報が分かるので、引っ越し予定がないときもついつい検索して妄想を膨らませちゃいます。笑

アメリカの家に備え付けの家電製品8選

まず、アメリカの家を賃貸する場合、アパートでも、タウンハウスでも一軒家でも、ほとんどの場合、何かしらの家電が家についています。

まわりの駐在員のお家でも大体付属している家電用品は以下の8つが挙げられます。

  • コンロ
  • オーブン
  • 冷凍庫つき冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 食器洗い機
  • ディスポーザー
  • 洗濯機と乾燥機
  • エアコン(セントラルヒーティング)

どういった家電なのか、そして要注意ポイントとは?それぞれ詳しく説明していきます。

アメリカのデフォルト家電①コンロ(IH、ガス、電熱器)

まず必ずついている家電が料理用コンロです。

4口ついていることが多いと思いますが、タイプは様々。

ちょっと新しいおうちだとIHが多いです。

我が家は築30ウン年の一軒家ですが、ガスコンロ

アメリカのガスコンロを撮影した写真
我が家の備え付けガスコンロ。五徳(?)まわりの掃除がめんどくさいので放置しがち…

日本と同じ感じで料理できるのでありがたいですが、掃除はちょっと面倒

新しめの家だとIHであることが多いように思います。

一番大変そうなのは電熱器タイプのコンロです。

アメリカの電気コンロを撮影した写真。
友人宅の電気コンロ

蚊取線香のぐるぐるみたいなのが熱くなるアレですが、友人談いわく火力が足りないわ掃除は面倒だわであまり好きではない模様…

アメリカの電気コンロの掃除のポイントを解説した写真
友人が電気コンロの掃除のポイントを解説してくれました!ありがたや~

備え付けコンロの要注意ポイント①日本と同じように調理できない

コンロがあるからといって、日本と同じように調理ができるとは限りません。

日本と同様に調理ができない理由として以下が挙げられます。

  1. コンロのタイプによっては、日本から持参した調理家電が使えないことがある
  2. アメリカのキッチンには換気扇がないのでにおいが強くでる調理ができない

コンロのタイプによって、日本から持ってくるお鍋やフライパンが使えないこともあるので、家を決める際にはコンロのタイプを確認しておくことをオススメします。

例えば、IHのコンロの場合、IH非対応のフライパンなどは使用できません

また、アメリカのキッチンには日本のような屋外に通じる換気扇がないので、強いにおいや煙が出る料理は危険です。

和食にかかせない焼き魚ですが、締め切った家で換気扇なしに焼くと翌日も魚臭がすごいです…

うっかり何かを焦がしてしまったときは、家の煙探知機が反応しないよう窓を開けて対処しましょう。

わさび
わさび

アメリカのキッチンには日本のような屋外に通じる換気扇がないので、うっかり魚を焼いたりすると家中魚のにおいがして大変なことに…!

備え付けコンロの要注意ポイント②うっかり火をつけっぱなしにしたときのアラームがない

備え付けコンロの要注意ポイントの2つめとして、うっかり防止アラームがないということです。

日本だと、火をつけっぱなしにしてしばらくすると自動消火してくれるコンロもたくさんありますが、アメリカではあまり見かけたことはありません。

アメリカの賃貸物件が、ガスタイプの場合は、うっかりとろ火のまま放置しないよう注意が必要です。

からし
からし

コンロに火のつけっぱなしアラームがないので、とろ火のままうっかり放置しないようにご注意を!夜中にガスの臭いでつけっぱなしに気づいて慌てたことがあります…

アメリカのデフォルト家電②オーブン

コンロとセットで設置されています。アメリカのドラマとかでよく見かけますよね。

(SATCのキャリーが靴入れにしていたのが印象的でした…笑)

大体コンロの上の部分にオーブンのボタンがあります。

アメリカのコンロ上部のボタンを撮影した写真
コンロ上部のボタンで温度設定をすると、オーブンの余熱スタート。設定温度に達するとピーピー鳴って知らせてくれます

備え付けオーブンの要注意ポイント | 使用中に火傷しないよう注意が必要

日本のオーブンと比べてすごく大きいので、使うたびに毎回身体ごと入っちゃいそうでドキドキします。

アメリカの家の備え付けオーブンを撮影した写真
アメリカの家の備え付けオーブン。こんなに何入れるんだってくらい大きいです

我が家は使用頻度低めですが、グラタン作ったり、子どもとバナナブレッドを焼いたりしています。

がばっと開いてしまうので、子どもがいたずらして火傷したりしないように注意が必要です。

アメリカのデフォルト家電③冷凍庫つき冷蔵庫

冷凍庫つき冷蔵庫も基本おうちについています。

日本の冷蔵庫と比較するとアメリカの冷蔵庫はとにかく大きいです。

アメリカの家の備え付け冷蔵庫を撮影した写真
アメリカの家の備え付け冷蔵庫

製氷機が冷凍庫内部にあるタイプ、冷蔵庫ドア表側にあるタイプ、製氷機が内蔵されていなくて後付けタイプなどがあります。

我が家は後付けタイプだったので、オーナーにお願いして製氷機ははずしてあります

製氷機をはずした理由として、個人的には、水道水を使用した氷は使いたくないのと、冷凍食品の使用頻度が高いので、製氷機をはずして冷凍庫のスペースを確保したかったからです。

冷蔵庫の奥行がかなりあるのでビールやジュースの保管はこういう缶ホルダーがあると便利です。

Utopia Kitchen Can Organizer For Pantry (Pack of 2) - Soda Can Storage Organizer Pantry, Fridge & Freezer Organization - Holds Food & Soup Can (Clear)
..

備え付け冷蔵庫&冷凍庫の要注意ポイント | 氷製造機の構造に注意

浄水器が内蔵されているタイプならいいのですが、我が家の冷凍庫は水道水から直接水を取って、氷を作るタイプでした。

アメリカは水道水が飲めると言われていますが、我が家は築40年近い物件…水道管が綺麗な状態でキープされているかは疑問なので、水道水を飲み水や料理に使う場合はフィルターにかけて使用しています。

製氷機が水道水から直接作られる構造だと、意図せず水道水を直接摂取することになるので注意が必要です。

また、製氷機の作り自体がかなり雑なこともあるのも注意。

我が家の備え付け冷蔵庫は入居2か月で水が定期的に漏れるようになり、調べたところ、どうも内蔵の製氷機が故障し氷を作るための水が冷蔵庫内部に漏れてきていたため、冷蔵庫を総とっかえする羽目になりました。

アメリカのリビングに冷蔵庫が2つ設置されている風景を撮影した写真
冷蔵庫が修理不能で取替えになり新しい冷蔵庫がくるも古いのが業者の手違いで回収されず2台冷蔵庫が鎮座するリビング…

慣れない英語で修理業者や管理会社、大家さんとさまざまなやりとりをするのは疲れるので、できればしっかりした冷蔵庫が備え付けられていることが望ましいです…

アメリカのデフォルト家電④電子レンジ

コンロの上に設置してあります。

使い方は日本のものとほとんど変わりません。

あたためも解凍もできちゃいます。

アメリカだなーと思うのが、POPCORNの専用ボタンがあること笑(写真の左上のボタンです)

アメリカの家の備え付けの電子レンジを撮影した写真
アメリカの電子レンジには「POP CORN」専用のボタンが…

最初見たときは、そんなにポップコーン食べるんかいと爆笑しましたが、慣れとは怖いもので、今ではそこそこ使用しています笑

備え付け電子レンジの要注意ポイント | 電子レンジの真下が料理用コンロ!そして上部に換気扇!

備え付け電子レンジの要注意ポイントは、その取り付け位置にあります。

電子レンジは、料理用コンロの真上に設置してあることが大半です。

ぐつぐつ湯気が大量に出るような料理を長時間続けると、電子レンジに何か影響がないか不安になります…

そして、電子レンジの上部には、申し訳程度の換気扇がついており、長時間料理していると作動して、部屋ににおいをまき散らしてくれます笑

おそらく電子レンジが過剰に熱くなるのを避けるために換気扇があるのだと思うのですが、室内に循環するだけなので、換気扇としての機能は全く果たしていない上に音がうるさいので、コンロを使うときはプチストレスです…

アメリカのデフォルト家電⑤食器洗い機

これまたアメリカ家電として象徴的なのが食洗機です。

日本のビルドイン型と比べても大きいので、家族構成などにもよりますが、昼夜の洗い物が一気に洗えます

2段式になっていて、下段はフライパンや鍋などの大物、上段に食器を設置することが多いです。

アメリカの家の備え付けの食器洗い機を撮影した写真
アメリカの家の備え付けの食器洗い機

備え付け食器洗い機の要注意ポイント | 高温になるので食器によっては溶けます

アメリカの食器は食洗器対応のものが多いですが、プラスチック製などは食器乾燥時の高温の蒸気で溶けてしまうこともあるので手洗いか、食洗機の上段で洗うようにしましょう。

要注意な食器・調理器具

以下の食器や調理器具はうっかり食洗機に入れて溶けたり曲がったことがあるので要注意です。

  • 子ども用のウォーターボトル(プラスチック製)
  • 子ども用の食器(プラスチック製)
  • 子ども用の食器(シリコン製)
  • まな板(だんだん曲がってくるので食洗機は使わない方が無難)
  • 包丁(だんだん曲がってくるので食洗機は使わない方が無難)

アメリカのデフォルト家電⑥ディスポーザー

アメリカの台所シンクに一般的についているのが、ディスポーザー。

台所の流しに設置されており、生ごみを粉砕して細かくし、そのまま下水に流してくれます。

つまり、生ごみがほとんど出ないので、ゴミが臭いにくいというメリットがあります。

備え付けディスポーザーの要注意ポイント | 詰まりやすいので注意!

ディスポーザーを使用する上で注意すべきことが、「詰まり」。

繊維の多い野菜(セロリや玉ねぎの皮、ゴボウなど)、また固いもの(タマゴの殻や骨など)は流さないようにしましょう。

我が家はカレーを作った日は結構な頻度で詰まらせてしまいます…

詰まらせてしまった場合は、スイッチを切ったのを必ず確認したうえで、ディスポーザーの中のゴミをトングなどを使いカラにしてから、再度回してみましょう。

それでもダメなら、シンク下にある排水溝を解体して詰まりを解消する必要がありますが、素人がやると思わぬ故障に繋がる可能性もあるので業者を呼ぶ方が安心です。

アメリカのデフォルト家電⑦洗濯機&乾燥機

洗濯機置き場が家のどこにあるかも要チェックポイント

洗濯機・乾燥機は地下室にあることが多いのですが、2階がお風呂場の場合、脱衣した服を地下まで運ぶのに実質3階分洗濯物を持ってまわらないといけないのでけっこう大変。

アメリカの家の洗濯機を撮影した写真
アメリカの家の洗濯機

1階に設置されている場合は、洗濯機・乾燥機の騒音が気になりそうではありますが、生活導線的には助かるかも。

また、アメリカは乾燥機文化。外干しはまずしません

外干ししていると景観が損なわれるのでご近所から苦情がきたりすることもあるそうなので気を付けましょう。

備え付け洗濯機&乾燥機の要注意ポイント | 賃貸契約をしっかりチェックすることが必要

洗濯機と乾燥機の扱いは賃貸借契約をよく確認しましょう。

中には借主側が用意しないといけなかったり、故障した際の修理を自分たちで手配しないといけないことがあるので注意です。

もし物件にそもそも洗濯機・乾燥機がない場合は、自分で購入したり、中古を手配しなければいけません。

前の借主がおいていっていたり、デフォルト家電として家についていた場合でも、家の契約によっては、家の付属ではなかったり、壊れたときの修理費用は家賃外だったりします。

そして、体感上、洗濯機より乾燥機のが故障率が高いので埃をこまめに取るなどメンテナンスに気を配りましょう。

アメリカのデフォルト家電⑧エアコン(セントラルヒーティング)

いわゆる日本のようなエアコンは、都市部のアパートを除いてあまり見かけないように思います。

一軒家やタウンハウスでは、セントラルヒーティングで家全体の温度を管理しています。

どの部屋にいても空調が効いているので、季節問わずとても快適に過ごせます。

トイレや浴室に行くと、リビングとの温度差でげんなりするあの感じがない生活、最高です。

その代わり、特に冬は常に暖房が効いている分、空気がとても乾燥するので大型加湿器で常に加湿するなどの対策が必要になります。

セントラルヒーティングの要注意ポイント | 突然の故障に注意(特に真冬)

アメリカ家電の悲しいサガですが、突然故障することがあります。

寒い地域で寒い時期にセントラルヒーティングが壊れると、命にかかわります

セントラルヒーティングは止めると故障しやすくなるらしく、旅行などで留守中も基本つけっぱなしにするようにしましょう(節電対策で、いつもより温度を下げ(上げ)たりして少しでも消費電力を減らそうとはしていいますがどこまで効果があるかは不明…)

また、フィルターを定期的に交換しないと故障の原因になったりするので、要チェックです。

あとがき

アメリカの賃貸物件は家電製品が備え付けなので、初期投資が抑えられて駐在員にはありがたいですよね。

日本の家電製品と使い勝手が違う点も多いですが、慣れてしまえば、アメリカの賃貸物件、なかなか快適に暮らせますよ♪

この記事がどなたかのお役にたてたなら幸いです

ではまたっ

アメリカの賃貸物件が気になっている方にオススメの記事

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