旅行や帰省先でチャイルドシートを安く手配する方法5選!アメリカ在住者が一時帰国時にやっている格安レンタル術を教えます! - アメリカ駐在が決まったら読むブログ
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旅行や帰省先でチャイルドシートを安く手配する方法5選!アメリカ在住者が一時帰国時にやっている格安レンタル術を教えます!

体験談アリ】一時帰国中にチャイルドシートを格安で用意する方法5選 準備・手続き
  • 一時帰国時に、日本で子連れでの車移動があるけどチャイルドシートがない
  • レンタルする以外でチャイルドシートを用意する方法を知りたい
  • お得にチャイルドシートを用意する方法はある?

一時帰国中や国内旅行中、子連れだ車移動の際は必ず必要になるのがチャイルドシート。

3人の乳幼児を育児中のアメリカ駐在夫婦が、日本で発生する、子連れチャイルドシート問題を、格安で解決できちゃう方法を伝授します!

わさびとからし

オハイオ州在住の駐在夫婦。
「分かりやすさ」と「リアルな体験談」をモットーにアメリカ生活で役立つ情報をお届けします!

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2人の子連れで3ヶ月間一時帰国したときのチャイルドシートレンタル代金は5400円でした!

2023年、3歳と1歳を連れて3か月間、一時期帰国しました!

今回の一時帰国でチャイルドシートに関してかかった費用はずばり「5,400円」です!

我が家の場合は、九州と東京のそれぞれの実家に帰省しました。

どちらも車移動が必要だったのでチャイルドシートは必須。

東京のみ昔使っていたチャイルドシートが1台ある状態でした。

それぞれの場所でチャイルドシートを計3台も準備するとなるとかなりの出費。。。

期間が合計3か月と長かったのでレンタルも結構お金がかかります。

そこで、後ほど紹介する、交通安全協会からの無償チャイルドシートレンタルと、スマートキッズベルトを購入し駆使することで、コストを抑えました。

結果、今回の一時帰国でチャイルドシートに関して新たに支出した金額は約5,400円!(スマートキッズベルト約5,000円+協会費400円)

スマートキッズベルトは次の機会でも使えるし、かなりコストセーブになりました♪

格安でチャイルドシートを用意する方法

帰省や旅行でチャイルドシートを無料もしくは格安で準備する方法は以下の5つがあります。

  1. 地域の交通安全協会に加入する
  2. 地域の自治体から無償でレンタルする
  3. スマートキッズベルトを購入する
  4. レンタカーを借りる際、一緒にレンタルする
  5. アメリカで使用しているチャイルドシートを日本に持ち込む

いずれの方法も格安もしくは無料で手配できるものばかりです!

どの方法がオススメか、シチュエーション毎に解説します。

①地域の交通安全協会に加入すると無償で借りられる

格安でチャイルドシートを用意する方法のひとつに、地域の交通安全協会に加入するというのがあります。

交通安全協会とは、地域の交通安全を守るために、様々な活動をしている非営利団体です。

運転免許更新の際、入りますか?って窓口で聞かれるあの団体です。

全国組織の全日本交通安全協会と、都道府県、警察署管轄区域毎にそれぞれ設置されている交通安全協会があります。

交通安全活動の一環として、チャイルドシートの貸し出しの活動を行っている場合があります。

貸し出し用のチャイルドシートの用意があるかは地域にもよりますが、無料で数か月間借りられる場合もあるので要チェックです!

からし
からし

チャイルドシートのレンタルができるのは各地域に設置されている方の交通安全協会だよ!

交通安全協会への加入方法

交通安全協会への加入方法は2種類あります。

一つは、免許取得時や更新時に「入りますか?」と勧誘されるので、そのタイミングで入ること。

加入は任意なのですが、なんとなく必要な気がして免許取得時に加入している場合が多いようです。

次回免許更新時までの年数分の会費を支払っていることが多いので、加入したか記憶にない方は一度地域の交通安全協会に問い合わせてみるといいと思います。

もう一つの加入方法は、警察署や交通安全協会の窓口まで出向いて会員になること。

会費を支払うついでに、チャイルドシートのレンタル手続きもしてしまうのが手っ取り早いです。

<参考>チャイルドシートレンタルをしている各都道府県の交通安全協会と会費一覧表

各地域のチャイルドシートの貸し出しを行っている交通安全協会と、会費について一覧にしました。

<交通安全協会がチャイルドシートの無償レンタルを行っている都道府県リスト>

都道府県会費(5年の場合)参照元
東北地方岩手2,500円詳細はこちら
福島2,500円詳細はこちら
関東地方茨城2,000円詳細はこちら
栃木2,000円詳細はこちら
中部地方新潟2,000円詳細はこちら
富山1,500円詳細はこちら
福井2,500円詳細はこちら
山梨2,000円詳細はこちら
近畿地方滋賀1,500円詳細はこちら
奈良2,500円詳細はこちら
和歌山2,500円詳細はこちら
中国地方鳥取2,500円詳細はこちら
岡山1,500円詳細はこちら
広島2,500円詳細はこちら
山口2,500円詳細はこちら
四国地方香川2,000円詳細はこちら
高知2,500円詳細はこちら
九州地方福岡2,000円詳細はこちら
長崎2,500円詳細はこちら
熊本2,500円詳細はこちら
宮崎2,000円詳細はこちら
鹿児島3,000円詳細はこちら
2024年4月時点

※都道府県の中でも地域によってチャイルドシート無料貸し出しの有無やルールが異なるので注意

実際に福岡県の交通安全協会でチャイルドシートをレンタルしました!

私たちが実際利用した福岡県の交通安全協会を例として紹介します!

交通安全協会でチャイルドシートを借りる手順は以下の通りでした。

  1. 地域の交通安全協会の窓口に行く(免許証持参)
  2. (会員でない場合)会費を支払う
  3. チャイルドシートレンタルの予約手続きを行う
  4. 予約した時期にチャイルドシートを受け取る
  5. 使用し終わったら、クリーニングの上、返却

地域によって細かな違いはありますが、大体3か月から6か月程度無料でチャイルドシートのレンタルができます!

チャイルドシートを借りる人が会員になればいいので、帰国前に親族に親族の名義で手続きを依頼するのがベター。

会員費はかかってしまいますが、それでも会員費は400円程度(地域によって違)ですし、チャイルドシートのレンタル料と思えば格安です。

チャイルドシートのレンタルをしているかは地域によって異なるので、ぜひ利用される地域の交通安全協会を一度チェックしてみてください。

交通安全協会でチャイルドシートを借りてみた人の口コミを調べてみた

実際に交通安全協会でチャイルドシートを借りた方の口コミを紹介します!

からし
からし

我が家で借りたチャイルドシートも綺麗でした♪返却時のクリーニングが義務付けられていることが多いようです。みなさんの思いやりのおかげで、次の方も気持ちよく使えてるんですね

②地域の自治体から無償でレンタルする

ご利用の自治体によっては、チャイルドシートの無料貸し出し購入費の補助があったりします。

無料貸し出しを行っている自治体は、購入費補助に比べて少数ですが、あったらラッキーくらいで一度ご利用の自治体でチャイルドシートの貸出を行っているかチェックしてみてもいいかも。

車が主な移動手段のの自治体なら自治体がチャイルドシートの貸し出しをしている可能性があるので、問い合わせる価値はあると思います。

<参考>東京近辺のチャイルドシート購入・レンタル支援している自治体一覧

首都圏の1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)の自治体でチャイルドシートに関してどんな補助・支援があるかリサーチしてみました!

自治体補助内容参照元
埼玉県皆野町購入費の3分の1を補助
(上限10,000円)
詳細はこちら
横瀬町購入費の2分の1を補助
(上限10,000円)
詳細はこちら
東京都江東区レンタルのあっせん
(15~40%引き)
詳細はこちら
目黒区レンタルのあっせん
(15%引き)
詳細はこちら
千葉県富津市無償貸し出し
(1年以内)
詳細はこちら
芝山町購入費を補助
(上限10,000円)
詳細はこちら
松戸市レンタルあっせん
(半年以内)
詳細はこちら
流山市無償貸し出し
(半年以内)
詳細はこちら
神奈川県松田町購入費の2分の1を補助
(上限5,000円)
詳細はこちら
2023年4月現在

残念ながらチャイルドシートの無償で貸し出しはほとんどありませんでしたが、車移動が主な地方の自治体ならさらに充実した補助や支援がある可能性が高いです。

ぜひ、お住まい・訪問予定の自治体情報をチェックしてみてください。

わさび
わさび

関東エリアだと、群馬県の高崎市がチャイルドシート2か月無償貸し出しを行っているようです!

からし
からし

都内は残念ながら無料貸し出しも購入費補助もないようです…(2024年3月現在)

<3歳以上のお子様連れ必見!>③スマートキッズベルトを購入する

スマートキッズベルトってご存じですか?

自動車のシートベルトに装着することで、シートベルトが子どものサイズに合うようになり、チャイルドシートに乗せなくても安全に子どもを自動車に乗せることができるようになります。

体重15キロ(おおよそ3歳以上)から使えます。

シンプルな構造ですが、ちゃんと警察庁や国土交通省も安全性を認めているため、安心です↓

スマートキッズベルト – 一般財団法人 全日本交通安全協会 (jtsa.or.jp)

しかも値段が4,980円(税別)とかなりリーズナブルなのも嬉しいポイント。

ちなみに…同様のスマートキッズベルトはアメリカのAmazonでの販売はないようです(類似品はたくさん)

アメリカではこういうタイプのキッズベルトが主流のようです(ブースターシートと合わせて使用するイメージ)↓

Seat Belt Adjuster for Kids & Adults, 2 Pack Seatbelt Adjuster for Kids, Seat Belt Clips, Auto Shoulder Neck Strap Adjuster, Safety Strap Triangle Positioner Car Seat Strap Pads Cover Harness (Gray)
Package Included: 2 x Seatbelt Adjuster

大人も使えるみたいだしこれはこれでいいかも!

実際にスマートキッズベルトを使ってみた感想

実際にミニバンとセダンの車両でスマートキッズベルトを使用しました!

感想として、メリットデメリット両方あると率直に思いました。

  • 持ち運びできるので色んな車やタクシー乗車時にも利用できる
  • チャイルドシートほどのスペースを取らないので後部座席に3人座れる
スマートキッズベルト装着時の長女(3歳)を撮影した写真
スマートキッズベルト装着時の長女(3歳)ちゃんとシートベルトが首にかからない位置にあります。

チャイルドシート程車内のスペースも取らないので、セダンの後部座席でもチャイルドシート使用の1歳と、スマートキッズベルト着用の3歳、真ん中に大人が横並びで座ることができました!

(チャイルドシート2台だと、それだけで後部座席が埋まっちゃいますよね…)

コンパクトなので、持ち運びもしやすく、タクシー利用時にもさくっと着用できちゃうのも◎です。

  • 部品の開閉が固くスムーズに取り付けられるまで練習が必要
  • 体感上チャイルドシートと同程度に安全とは思えなかった…あくまで一時的な利用にとどめた方が無難かも

実際に使ってみて感じたデメリットは、部品の固さです。

赤いクリップ部分が固く、スムーズに取り付けられるまで時間がかかりました…

ぶっつけ本番だともたもたしてしまうので、自宅で何度か練習しておくと安心です。

また、作りがシンプルな分、守られているという感じではなく…

警察庁や国土交通省が認定しているので最低限の安全基準はクリアしているのでしょうが、チャイルドシートの代替として常用するのは個人的には避けた方が無難だと思いました。

実際にスマートキッズベルトの安全面について疑問視している声もいくつかありました。

でも手軽な代替案として、旅行先や帰省中、タクシー乗車時などに一時的に利用するには、私はアリだと思います。

④レンタカー会社からチャイルドシートも一緒に借りる

車自体がないので、レンタカーを借りるご家庭もあると思います。

その場合は、レンタカー会社が無料or格安でチャイルドシートのレンタルをしている場合があるので、レンタカー会社に確認してみるのがいいと思います。

<参考>大手レンタカー会社のチャイルドシート貸出内容一覧

会社名金額対象期間
トヨタレンタカー550円/台3日(72時間)
オリックスレンタカー1,100円1レンタル毎
ニッポンレンタカー1,100円/台1レンタル毎
タイムズカーレンタル1,100円/台1レンタル毎
日産レンタカー550円24時間
2024年4月時点

会員だと貸出無料だったり各社サービスが異なるので詳細を確認してみてください。

⑤アメリカで使用しているチャイルドシートを日本に持ち込む

飛行機チャイルドシートの持ち込みができることを知っていますか?

2歳以下の子どもはチャイルドシートの持ち込みが推奨されています。(その子の席も確保されている場合)

もし子どもの分の航空チケットも取る予定で、日本国内でのチャイルドシートの運搬に支障がないのであれば、アメリカからチャイルドシートを持ってきて、飛行機内・日本国内での車内で使用するのがいいかもしれません。

アメリカで使用しているチャイルドシートに乗る3歳長女を撮影した写真
アメリカで使用しているチャイルドシートに乗る3歳長女
わさび
わさび

チャイルドシートを飛行機機内に持ち込む際はFAA(米連邦航空局)承認済みのチャイルドシートであること、窓側など他の乗客の移動の邪魔にならない席であることを確認してください。

からし
からし

0~2歳の小さい頃は慣れたチャイルドシート(カーシート)で移動した方が子どもにとってもストレスなく、安全でいいかもしれませんね。サイズが大きいので、運搬がネックですが…

日本でのチャイルドシートの着用義務について

日本では、道路交通法によって、新生児から6歳未満までのチャイルドシートの着用義務が定められています。

これは、普段乗る自分の車だけでなく、レンタカーや親族の車に子どもを乗せる場合でも適用されます。

バスやタクシーなどに乗車する場合はチャイルドシートの設置が難しいことから、着用義務はありません。

からし
からし

アメリカは州にもよりますが、8歳くらいまではチャイルドシートの着用義務があるところが多いので、アメリカの方が規則が厳しいんですね

わさび
わさび

ルール上はこのような括りのようですが、子どもの安全を考えると、なるべくチャイルドシートは使った方が良さそうですね。

あとがき

駐在中の日本の一時帰国は、、親族に会いに行ったり、観光したり、いろんなところを巡る機会がありますよね。

でも子連れだと車移動の際は必ず必要になるのがチャイルドシート。

子どもの安全を守るため、交通ルールは遵守しないといけませんが、けっこうかさばるものだし、旅先でのチャイルドシートの用意はなかなか大変ですよね。

今回紹介した、格安でチャイルドシートを用意する方法が、皆さまの旅のヒントになることを願っています。

ではまたっ

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